素人登山者の山行クロニクルズ

アウトドアとは無縁な生活を送っていた引きこもり系会社員が、何を血迷ったか、登山にハマってしまいました。
主に素人登山者の行く、素晴らしき登山(珍道中)の記録です。

☆富士山☆~日本人の心に聳える 頂点の山へ(前編)~

 
 2017年9月9日~10日
にかけて、静岡県と山梨県に跨る、富士山に登ってきました!
 標高は3776m言わずと知れた日本の最高峰にして日本一有名な山ではないでしょうか。言わずもがな、日本百名山です。



 今回もいつもお馴染み、HRS君と山小屋泊にて、日本最高峰の登頂を目指します。
 実はHRS君にとって、富士山は最も登りたかった山で、最近はあまり登山に付き合ってくれない彼も、二つ返事で誘いに乗ってくれました。


 そんな彼の身に、まさかあんな事態が待ち受けていようとは・・・。




富士スバルライン5合目へ



 9/9 朝6:38 千葉駅発の特急あずさで、まずは山梨県の大月を目指します。
いつもの日帰り登山より、若干遅めの出発です。



 確か去年、山梨県の大菩薩嶺に行ったときに利用しましたが、千葉から山梨まで一本で行ける大変便利な特急です。
 



 大月までは約2時間。その頃には、車内は大変込み合い、通路にも人が立ち乗りしている状況です。大月で下車するのに一苦労でした。


 大月駅から、富士急行に乗り換えて、富士山駅を目指します。富士急行なのにJRの線路から出てたりするので、混乱しないよう注意が必要です。



9:26 富士山駅に到着。ここからバスで富士スバルライン五合目に向かいます。



 ここで我らがプリティーボーイ、HRS君と合流となります。
 さあ、役者は揃いました。二人だけど。



11:15 バスで約1時間、富士スバルライン五合目に到着しました。
 9/10 で富士山の山開きは最終日、それにも関わらず大変な賑わいです。高尾山の頂上みたいに人がいっぱい。





 既にこの時点で標高は約2300m! 

 この高度になれる為、昼ごはんも兼ねて、1時間ほど休憩していきます。



 神社に参拝して、道中の安全を祈願。
 しかし、もう既にこの時、HRS君にある異変の兆候が・・・



 天気は晴れなのに、雲は多め、山頂は見えたり隠れたり。



 記念撮影。ストックを持ってきましたが、結局コインロッカーに預けていきました。
今回に関わらず、心配性な自分は、ついつい色々なものを持って行き、ザックの重量を増やしています。



 馬がいました。時間があれば乗っていきたかったかな。



山小屋 元祖室まで



 12:33 いよいよ出発です。登山口に富士山協力金受付所があります。任意ではありますが、とても素通りできる雰囲気ではありません。
 もちろん払っていきましたよ(汗)。



 今回のコースは、数ある富士山の登山口の中でも、最もポピュラーで、混雑するという富士吉田ルートを歩きます。
 下山道は別になるので、ピストンにはなりません。



 最初は平坦な道が続きます。六合目までは、標高はほとんど変わりません。登山ということを忘れてしまいそうです。



 この時点で既にかなりの高度感! そりゃ、もう2300mですから。



 まだまだHRS君も元気いっぱいでした・・・。



 石畳みたいな道に。やはりかなり整備されています。



 まだ登山道には、背の高い木が並んでいます。緯度的にはかなり南にある富士山の森林限界は、大体2500~2600mあたりでしょうか?



 僕が登山用語で最も好きな言葉は、「森林限界」です。
 この言葉を巡って、HRS君は木に対してもの申したかったようで、「自分の限界を勝手に決めるな!」とか、普段は淡白な彼が、松岡修造みたいなことを言ってました。



 木「お前に言われたくねーよ・・」


 因みに、登山用語で最も嫌いな言葉は、満場一致で「登り返し」となりました。



 13:08 特に苦労することもなく、6合目に着きました。
 上を見ると沢山の人が登ってました。嫌な予感・・・。



 人は多いですが、まだ流れてはいました。ここはまだ道が広いので、止まることはありません。それにしても、だいぶガスってきたな。




 あと4.7kmか・・・。しかし、山でいう1kmは、体感5kmくらいに相当します。



 ガスがかかったり、晴れたりを繰り返します。



 14:15 7合目に着きました。
 予想していたのより混んでいなかったので、コースタイムを巻いてこれました。
 なんだ、混む混むといっても、こんなもんか~。



 とか思っていると、急に道が詰まります。ま、まさか・・・



 はい! 大渋滞です。
 道が狭くなると、この有様です。
 特に山小屋が並ぶ付近は、道が狭くなるので、混みます。



 突然ですが、今回初の富士登山をしてみて、注意しなければならないことが、5つほどありました。 
 まず第一の注意点、“混雑”です。これによって、コースタイムが読めなくなりますので、注意が必要となります。



 あいかわらず、山での食事はいい値段してます。ビールを飲みたくなりますが、高山でのビールは、色々なリスクをはらみます。



 休憩しなくても、進むのがゆっくりなので、あまり疲れません。渋滞の中を進みます。



 日も段々かげってきました。山頂の向こうに日が沈んでいきます。



 16:03 8合目に到着! 今日はもうちょっとでゴールです。



 さすがに3000mを過ぎ、寒くなってきたので、HRS君はフリースを着こみます。
 自分もウインドブレーカーを羽織りました。



 白雲荘に到着。本日宿泊する元祖室は、この上にあります。



 既にこの時、HRS君の体にある異変が起きていようとは・・。



 17:00 山小屋元祖室に到着です。約4時間半かかりましたが、予想より早く着くことができました。



 せっかくなので、HRS君に写真を撮ってもらいました。
 HRS君いわく「モデルが悪い」とのこと。



 そんなHRS君は、既に富士登山における第2の注意点によって蝕まれていたのです。
それはつまり、“高山病”です!
 今回は何とか登頂できましたが、彼はこの後下山するまで、高山病と戦うはめになりました。



 ここが元祖室です。僕にとって初の山小屋泊になります。
 因みに、本日9/9の予約は満室でした。その意味をまだ僕らは完全に理解できていませんでした。





山小屋泊


 17:30 に夕食であるカレーライスを食べて、しばし標高3200mの山小屋を満喫。
外はかなり冷え込んできています。


 HRS君は、高山病の症状が酷く、先に床につきましたが、これがある意味自殺行為。
寝ると呼吸が浅くなる為、症状が悪化するそうです。
 結局、夜遅くに眠れないほどの頭痛に耐えかねて起きた彼は、休憩所で深呼吸しながら休んでいました。



 高山病になってしまった場合、上に行けば行くほど、症状が悪化していくので、水を多めに飲み、深い呼吸をしながら休んでいると、1時間くらいで改善するみたいです。
 それでも治らなければ、大人しく下山するしかないです。
 ※前日から水分を多めにとったり、登っている間も深呼吸をしたりと、色々と対策をしておきましょう。



 ここで、富士山における第3の注意点、“山小屋での睡眠”です。 ピーク時の富士山の山小屋における、一人当たりの睡眠スペースは寝袋ひとつほどもありません。貴重な体験ではありましたが、またしたいとは・・・。



 寝返りもうてない寝苦しさと戦いながら、HRS君は高山病とも戦いながら、富士山の夜は更けていくのでした・・・。




 波乱続きの二日目へ。
 後編へ続きます。






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